ビリー・マイヤー
1937年 スイス生まれ
マイヤの最初の宇宙人との遭遇は、一九四二年七月二日、マイヤーが五歳のとき――プラハ近郊の小さな村だった。
朝の九時頃、父親と自宅の裏のくるみの木のあたりを歩いていた。
そのとき、マイヤーは、何か不思議な力に導かれるように、空に目をやると、
晴れ渡った空を猛スピ—ドで飛ぶ、銀色の輝く物体が現れた。
父親は「あれはたぶん、ヒトラ—の秘密兵器だよ」と言ったが、
(@ あの当時でさえ、ヒトラーがUFOを作っているといううわさ話は一般的だったんですね)
マイヤには別なもののように感じたという。
それほど素晴らしく、、うまく言えないが、非常に親密なものに感じられたのだった。
そう、どこか遠い昔に出会ったような気がしたのだ。
それは友好的にも感じたらしい。
それ以来、マイヤーは、いつでも空を意識するようになり、
しばらくたつと、マイヤーはこころに語りかけるような感覚で、全く別の意志の不思議な「声」が、ささやきかけるような、感覚を抱くようになる。
さらに不思議な画像も、頭の中に浮かんでくるようになった。
それは次第にハッキリした感覚になっていき、その不思議な存在は、マイヤーにしきりに考えるようにうながしているようだった。
そのことで、マイヤーは土地の教会の牧師に相談してみたこともあった。
それから7年後の夏のある日――ついにその存在は姿を表した。

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だそうです。