「カウボーイ・アンド・エイリアン」
これは２０１１年に公開された映画だが、解説にあるように、
ごく一般に小さな頃より親しんできた西部劇と、ＳＦ的な近未来の要素が入り交じっていて、けっこう興味深い。
その中に、史実が盛り込まれていると、一部の人は言う。
テキサス州にオーロラという、ごく小さな町がある。
ごく小さな町だが、その、共同墓地に、ひとつだけ墓碑銘のない墓があるという。
それが、今回のUFO疑惑なのである。
動画の中に、テキサス州の歴史保存委員会が――
《１８９１年に宇宙船がこの町に墜落し、亡くなった宇宙飛行士の遺体がここに眠っている》という案内看板が立てられている。
これはどう考えてもおかしい。
当時は、ライト兄弟より前の、飛行機のない時代で、ましてや、宇宙に行こうなんて、ウサギさんが月でモチをついているという童話的な時代だ。
動画の中で、《ＳＰＡＣＥ ＳＨＩＰ》と書かれた文字がはっきり映ってもいる。
墓地は１８６１年に立てられたというが、そんな時代に、未来の出来事として、アメリカが月へ宇宙船を飛ばして、人類第一歩となる月面着陸するなどということを知る由もない。
ロズウェル事件が起こる５０年前の話だ。
まったく不思議だ。
当時の地方新聞は、この時、司法判事宅に未確認飛行物体が落ちたことを記事に書いて、現在もそれは保管されている。
１８９７年４月の早朝、 プロクターという判事の庭に宇宙船が風車にあたって墜落して、乗っていたパイロットが死傷したという。大爆発で黒焦げになるまで燃えていたという。
引き続き執筆します。
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