銀河系内（直径１０万光年）にあるというので、本当に宇宙一なのでしょうか？
やっぱりばかな人間にはたぶんそれ以上はわからないということで、今のところという限定つきです。
（なにしろ宇宙には銀河系宇宙がが星の数ほど（ん～～例えが悪いか？……砂浜の砂の数ほど）あるのですから。
（引用記事）
一番大きな星の大きさがどれくらいか知ってます？
現時点で確認できている星（恒星）の中で一番大きいとされているのは、シリウスで有名な"おおいぬ座"にある「おおいぬ座VY」という星。おおいぬ座は知っていても、星の存在は基本的に知らない人がほとんだと思いますが、それもそのはず。地球から5000光年も離れた場所にあり、7～9等星前後の明るさのため、肉眼ではほとんど見えないからです。
といっても、その大きさは太陽の1800～2100倍。太陽は地球の100倍以上あるので、地球と比べると約20万倍になります。
ウィキペディアによれば、このおおいぬ座VYを一周するのにかかる時間は、
・1秒に地球を7周半回れる光で8時間以上
・アポロ宇宙船（秒速10km）で約29年
・ジェット旅客機（時速800km）で約1305年
・新幹線のぞみ（時速300km）で約3492年
・さらに不眠不休で歩き続けた場合（時速6km）で約17万4600年
（ちなみに地球は約9ヶ月で1周できる）
"不眠不休で歩く"という設定からして少々おかしいですが、17万年という数字もどうしたらいいんでしょう。脳内処理に困りますね。
ちなみに、かりに地球を直径1cmの小さな玉とすると、おおいぬ座VYは直径2kmという巨大な球体になります。また、おおいぬ座VYが太陽系にあったとすると土星の軌道にまでおよぶそうですが、どちらにしてもまったくイメージがわきません。とりあえず「かなりデッカイ！」ってことだけは間違いなさそうですが、使いどころがわからない知識をひとつ得たのみ。はたして賢くなったのか、それともバカになったのか…。
次に、2番目に大きいとされているのが"かじき座"の大マゼラン銀河にある「WOH G64」という星。星の存在はおろか、"かじき座"なんて名前の星座さえ知らない人が多いと思いますが、大きさは太陽の2000倍程度となかなかのビックサイズです。
しかしこの星、「おおいぬ座VY」よりもはるかに遠い16.4万光年離れた場所にあるため詳細はまだつかめていないそうで、大きさもちょっとアバウトらしい。だから、観測技術が進めばより大きさがかわる可能性があるそうです。もしかしたら、数年後にはトップになっているかも!? もちろん、逆に小さいとわかってサイズダウンする可能性もありえるんですけどね。
さて、3番目に大きいのは太陽の1750倍になる「ケフェウス座VV」。じつはこの星、いま述べたサイズダウンを実際に経験した星で、以前は2500倍以上あるとされていたこともあったそうです。しかし、改めて計測したら小さかったことがわかり、下方修正されたんだそうな。当初通りのサイズだったらぶっちぎりで1位だったのに。う～ん、残念。
以上がトップ3になりますが、これはあくまでも現在の話。いま述べたように、サイズが変わる場合もあれば、望遠鏡の進化などによってさらに巨大な星が見つかることもありえるだけに、数年先のランキングは現在と大きく変わっている可能性が高いからです。
まだまだ未解明だらけの宇宙ですが、そこにこそ最大の魅力があるともいえます。宇宙イベントに心躍らすだけでなく、たまには静かな夜空を見上げて、未知なる魅力を感じてみてはいかがですか。
