地球が空洞であったという、地球空洞説などが昔からあった。
地球が誕生した時に両極からマグマが噴出し、地球中心部が空洞になったという説。
そしてその中に、高度な文明アガルタが存在するのだという根拠にもなった。
実際に、地底あるいは山中よりいきなり出現するUFOが多く、それが地底世界から飛来するUFOだと信じる人もいる。地底人は我々依りはるかに進んだ文明を持っているのだ。
ジュール・ベルヌなどの作家の創作意欲をくすぐった。
また、私たちの中には、地中に対するあこがれのようなものがあるのだろうか。
空気のある世界――大気圏までは約数キロ程度なのだが、
地中はどうか――マントルのすぐ上、地殻が一番薄い所でも45キロくらいある。
空中の数倍である。
海中も広大な世界だが、地下世界はもっと広大である。
海底の一番深い所でも10キロ程度。地下は数十キロなのだ。
マグマからの熱に対する問題をクリアすれば、海中よりも住みやすいかもしれない。
まあ空気は送らないと、どうしようもないのですが。
そしてまた、UFO関連の本には不思議と、地球へやってきた宇宙人たちが、私たちの祖先のサルたちにDNA操作し、人間を作り、ゴビ砂漠やその他に、広大な地下道路網をもつ帝国を作り上げたと言っている。
彼らの母なる惑星、あるいはそれらの種族が、宇宙からの災害によって滅亡し、その記憶から地下世界をつくったのだと、私的には思えてならない。
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その場所を巡って様々な憶測がなされてきた。ある人は、アガルタは、荒涼たる砂漠の中にあると言い、ある人は、人跡未踏の山脈にあると言う。しかも、その地下王国は、蜘蛛の巣のように張り
巡らされた地下のトンネルで、地球のありとあらゆる場所につながり、世界を一巡していると言われ
ているのである。 この地下の巨大な連絡網は、聖なる輪と呼ばれており、まことに、雄大なもの
で、インカ帝国のあった南米を中心に、一方は北米に、また、海の下を通って、灼熱のアフリカのサハラ砂漠を横断して、カッパドキアの地下都市を経由して、アジアにまで到達しているというものである。まさしく、これは、総延長何万キロにもおよぶ想像を絶する規模なのである。
アガルタの首都は、シャンバラと言い、夢のような理想郷だと言われている。その都の中央には、水晶や真珠、金銀など美しい宝石で彩られた輝くばかりの黄金宮殿があり、シャンバラ全体は、宮
殿の放つクリスタルの神秘のパワーに満ちているのである。そこには、苦もなく犯罪も一切なく、慈愛と平和だけが満たされている。 アガルタに住む人々は、高い知性を持ち、地上の人間よりもは
るかに充実した長い一生を送ると言われている。しかも、彼らは、長年の間に、優秀な精神文化を築き上げ、神秘的な能力を身につけていた。それは、生命の運命を左右し、あらゆる予知を可能
にする未知の能力であった。
科学技術に関しても、彼らは、地上の人間には、及びもつかぬ高度な技術を持っていた。地底の世界には、地上の太陽に代わる人工のエネルギーともいうべきものがあり、さんぜんと輝いて生命
を育んでいたのである。彼らは、また、ヴィマーナという高速で走る車で、地下トンネル内を縦横に飛び交うことが出来た。そして、しばしば、円盤型の飛行艇を駆使しては、外界を旅行したりするのであった。その乗り物は、地下の空洞から離発着するが、しばしば、地上の人間にも目撃されて、UFOとか称されて騒がれているものである。
事実、探検家や科学者の一部は、不思議な発光体やUFOは、外の宇宙から来るのではなく、地球内部からやって
来るという説を主張している。
それを裏付けるかのように、これらの未知の飛行物体がよく目撃される場所は、聖なる輪の出入り口があるとされているチベット地方や地下道が、蟻の巣のように複
雑に交差しているというアンデス地方が圧倒的に多いのである。
今日、ヒマラヤ山脈では、UFOが深い谷底からあらわれ、また消えてゆくという現象が頻繁に目撃されている。
地球内部空洞論をあらわした図
ウィリアム・リード「極点の幻影」の表紙1906年
光源のあるはずのない山の頂きに不思議な光が
見え隠れするというのだ。それは、やはり、我々の知らない地底世界アガルタから飛来してくる物体なのだろうか?
UFOや不思議な発光体に限らず、中央アジアでは、超常現象が頻繁に起こる。と
りわけ、神秘思想の宝庫でもあるチベットには、人が生まれ変わったという話や臨死体験をしたという話(死後の世界を体験すること)の類があまりにも多い。つまり、生前の記憶を持ったままで生
まれて来たという話は、ここでは珍しくないのである。その他、些細な不思議な出来事、不可解な事件まで含めていくと、ここチベットでは、超常現象は、もはや、日常茶飯事なのである。
*
アガルタ
への入り口は、チベットの首都、ラサにあるダライ・ラマが住むというポタラ宮殿内にあると言われている説まである。その出入り口は、ラマ僧らによって厳重に管理されているというのである。
そのとてつもなく巨大な宮殿は、13階建てで、部屋数は千を越し、山全体を覆うようにして建てられている。そして、ほとんど内部は公開されたこともなく、今なお、秘密のベールに包まれているのである。
確かに、この得体の知れぬ巨大な宮殿の地下がアガルタの入り口につながっていると言っても、おかしくはないムードを漂わせている。
ラサにある巨大なポタラ宮殿
このように、何かと不思議の多いチベットだが、この国は、小乗仏教とタントラ(密教)の教えが、生活に溶け込んでいる。
わずか7才で、俗世を捨て出家を果たす子供も珍しくないのである。
彼らは、修行など辛くもなんともないと平然と答える。この国の僧の数の多さには、驚くほどだ。
右)悟りを開く釈迦
タントラとは、公にされず、悟りは、口伝のみで伝授される秘密仏教という意味だが、一般人では、聞くことは出来ない。これが、阿闍梨より伝授されるようになるには、あるレベルにまで達していないといけないのである。そして、その資格を得た人間だけが、秘密の教えを伝える聖典を読むことが出来るという。
聖典は、数多くあるが、中でも最高のものとされているのが、時輪(じりん)タントラと呼ばれるものなのだ。
時輪とは、時間と森羅万象をあらわす言葉とされ、宇宙とは、この世の一切と時間が、交互に折り込まれた概念であるという壮大なニュアンスを意味している。
この聖典は、サンスクリット語で書かれており、読もうと思えば、一般人でも可能だが、確かに高度なだけに、理解出来ない内容に違いない。
曼陀羅(まんだら)は、密教の教えや宇宙観をイメージにしたもの
ところで、この時輪タントラの中で、地底王国アガルタの首都、シャンバラが紹介されているのである。この聖典が編纂されたのは、紀元前1世紀頃らしいが、ここには、歴代のシャンバラの王も記載されており、シャンバラの未来や世界の予言なども記載されているのである。 それによると、シャンバ ラは、7つの大陸に囲まれた南の大陸にあるという。この大陸はさらに6つの地域に分かれ、 シャンバラは、北から2つ目に位置しているというのである。しかし、巨大な山脈に覆い隠されているので、人目に 曝されることはないと書かれていたのである。残念なことには、説明は、すべて抽象的でシャンバラが具体的にどこに存在しているのか、そういった我々が、知りたいことには結局、触れられてはいない。
しかし、このため、シャンバラ伝説は中央アジア一帯に流布するようになり、シャンバラは、実在の国として信じられるようになったのである。
20世紀の始めには、アガルタは、多くの人々に注目を浴びる存在となり、この夢の理想郷目指して、神秘主義者たちによって、情熱的な探検が幾度ともなく開始されるようになった。1925年には、アガルタを探し求めて、その挙げ句に失踪してしまったイギリス人冒険家もいたほどである。
ロシアの画家ニコライ・レーリッヒなどは、地底王国の謎にのめり込んで、憑かれたようになって、シャンバラ発見に没頭した一人である。彼は、妻子をつれてキャラバンを組み、見た事もない理想郷シャンバラにたどりつくことを夢見て、中央アジアへの長い旅に出発したのである。
それは、三年にわたる長くて辛い旅になった。天山山脈を越え、モンゴルを縦断し、ゴビ砂漠を渡り、ヒマラヤに至るというあてどもない旅だったが、結局、彼は、シャンバラに足を踏み入れることは出来なかった。
しかし、その後、発表した彼のシャンバラに関する思いを綴った書物と旅日記は、地底王国を探し求める冒険家の情熱に火をつけることとなったのは確かである。
中央アジアに連なるヒマラヤの秘境、このどこかに、シャンバラは存在するのだろうか?
*
こうした中、このアガルタに強い関心を抱き、この謎の究明に全力を傾けた人物があらわれた。第三帝国の創立者、アドルフ・ヒトラーだ。彼は、生前、神秘的なものにたいそう凝り、オカルト、黒魔術の類いの研究にも躍起になっていたという話は有名である。 彼は、1920年代、まだ一党員だった頃、ある人物に地底世界や超文明について書かれた書物を勧められて読んだところが、たちまち、その内容に魅了されてしまった。その本には、地下に眠るという理想郷や黄金都市の話、想像を絶する高速で飛行出来るという乗り物、さらには、それに通じるとされる秘密のトンネルなどの話が記されていたのだ。ヒトラーは、地底世界が地球上のどこかに実在すると信じ込むようになった。そして、その超文明の持つ計り知れぬ未知のパワーや夢のような理想郷の秘密を解き明かし、彼の理想郷、第三帝国のそれに取り入れたいと切望するようになったのである。
そこで、彼は、さっそく、ナチスの探検隊を組織して、1926年から、世界中の各地に派遣し始めた。ヒトラーが政権を掌握してからは、その規模はますます大掛かりなものとなり、科学者たちで構成されたオカルト局(アーネンエルベ)という特異な専門部署も設置したほどである。この部署の役割は、古代の超文明の持つ神秘的なパワーを研究することであった。 とりわけ、アガルタの秘密を解き明かすために、チベットからは、多くのラマ僧やチベット人が、ヒトラーの元に向かい入れられたという。だが、皮肉にも、ヒトラーが目指した第三帝国は、狂気に満ちた理想郷となってしまった。それから、まもなく、第三帝国は、瓦礫のごとく崩れ去り、多くのチベット人もドイツ降伏とともに、廃虚と化したベルリン内で、集団自決し、ヒトラーと運命を共にしたのであった。
今日、シャンバラの理想郷伝説は、形を変えて様々な地方に伝わっている。中国では、桃源郷伝説となり、日本では寓話の中の竜宮伝説として、人々の心の中に刻まれているのだ。それは、人間の楽園への本質的願望が、国境を超えて、姿を変えたものに他ならない。
すると、シャンバラは、現実的逃避の産物で、観念の世界にのみ存在するのであろうか?
UFOや未知の発光体などは、人によって見えたり見えなかったりするらしい。つまり、同一の現象を目撃しながら、一方は見えないという奇妙なケースもあり得るのである。そういった現象には、特有の波動があって、それに同調出来る人間のみが目にすることが出来るということであろうか。 例えば、長期にわたり、世界の湖で得体の知れない巨大生物が、繰り返し目撃されているにもかかわらず、依然として、科学的な証拠が得られず、その存在が、疑問視されているようなケースと似通っているようである。
シャンバラの存在を探すことに生涯を費やしたニコライ・レーリッヒは、旅の途上で会ったラマ僧との間で交わされた興味深いやりとりを、日記の中に書きとめている。シャンバラについて、僧は、およそ、次のような内容のことを語ったのである。 地中には、途方もない量の金や宝石が眠っている。誰もがそれを見つけようと必死になるが、誰も何も見つけることは出来ない。シャンバラに入ろうとする者はたくさんいる。しかし、ほとんどの者は、何も見つけることは出来ないのだ。ごく限られた者が、カルマの準備の出来た者のみが、この聖域に入れるだけなのだ・・・と。
カルマというのは、生前、自分の行った善悪のことで、仏教では、業と呼ばれているものである。
仏教の教えでは、肉体は滅びても、魂は滅びずに延々と輪廻転生する中で、絶えず、業が刻み込まれていくのである。
そして、前世に行った結果如何によって、次に生まれて来た段階で、良きにしろ悪しきにしろ、影響を及ぼすのである。
つまり、他人に苦しみを与えれば苦しみが自分に返り、喜びを与えれば喜びが自分に返ってくるという因果応報の法則が繰り返されるのだ。
仏教の哲学は、広大な宇宙をあらわしている?!
僧が語った内容によれば、高い(良い)波動を持った人間のみが、理想郷に招き寄せられるということになる。
ふさわしくない者が、いくら苦から逃れたくて必死に楽園を探し求めても、遠去かっていくだけということになりかねないのだ。
時輪タントラにもあるように、その人の意識が、あるレベルに達した時、それは、伝授される。言い換えれば、その時が、シャンバラの高い波動に同調出来る時なのかもしれない。
では、その時こそ、シャンバラの入り口が、我々の前に開かれる時なのだろうか?
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こればっかり書いているので、飽きるかもしれませんが、
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